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3歳のお祝いについて

更新日2020.09.22

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「髪置(かみおき)の儀」男女とも髪を伸ばし始める時期としての儀式

● 赤子から子どもへ

現代とは違い、平安時代の頃には、男女ともに生後7日で産毛を剃っておりました。成人したときに健康な髪の毛が生えてくるようにという願いから、3歳まで坊主頭のままでした。
大抵の3歳児は、この頃から髪を伸ばし始めたと語られております。

3歳用の着物は、晴れ着の上に被布(ひふ)と言われる、丈(たけ)の短い上着を重ねるのが一般的です。
晴れ着に兵児帯(へこおび)を結んで被布を着ます。手元には、着物の柄に合う巾着を持ちます。
3歳は、お宮参りの時に、祝着に用いられた熨斗目(のしめ)を着用することもあります。

このことから、3歳になる男の子と女の子が、七五三のお祝いをするようになったと伝えられております。

3歳の女の子は、三つ身の着物を着ます。縫い目が背中になく、脇にだけある着物です。

▼3歳時の着物に必要なもの

  • 着物(事前に肩上げ・腰上げをしておく)
  • 被布
  • 長襦袢
  • 腰ひも4~5本
  • 足袋
  • 草履
  • 巾着

また、男の子も兵児帯を結んで被布を着ます。

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