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お寺神社さんの秋旅2019・御朱印巡り

更新日2022.06.22

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秋の行事を楽しみながら巡る御朱印の旅

季節は、木の葉が赤や黄色に美しく色づく秋です。
秋は、紅葉を楽しむ観光の対象ともされており、寺院や神社の紅葉が、観光名所となっているところもあります。
また、寺院や神社に訪れた際には、参拝後の御朱印を頂く楽しみもあります。

秋の紅葉を楽しみながら、寺院や神社を巡り、御朱印を集めるてみてはいかがでしょうか。

教えてお寺神社さんでは、秋旅にピッタリな寺院や神社をご紹介したいと思います。

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御朱印の基礎知識

御朱印とは?

寺院や神社の参拝者向けに押印される証明印のこと

古くは、室町時代末期から江戸時代初期頃、寺社に写経を納めた際の受付印であったとされております。
※諸説あります

江戸時代中期には、多くの寺社でお布施や初穂料を納めることで、御朱印をいただけるようになりました。

現在の御朱印は、寺院や神社で参拝した後に参拝の証としていただくことになっております。

御朱印は、駅スタンプやスタンプラリーなどと異なり、参拝者側が自由に押印できないことが一般的です。

御朱印をいただくということは、その寺院や神社と「ご縁」が結ばれた証であり、仏様や神様とご縁をつくれる良い機会とされております。

御朱印をいただく場所は、神社であれば社務所、寺院であれば寺務所が一般的です。

社務所や寺務所は、お守りや絵馬、おみくじなども扱う場所です。

また、御朱印をいただくためのお布施や初穂料は、300~500円が一般的です。

御朱印をいただくための御朱印帳は、文房具店や書店、インターネットでも購入できますが、寺院や神社でも購入することができます。

御朱印帳には、蛇腹タイプ紐綴じタイプがあります。

蛇腹タイプは、一枚の長い和紙を折りたたみ、作られたタイプで、紐綴じタイプは、本のように紐で綴じられたタイプです。

御朱印は、寺院や神社で参拝すれば必ずいただけるということはありません。
小さな寺院や、小規模の無人の神社など、御朱印がないところも数多いため、事前に確認をしておくようにしましょう。

御朱印は形として残りますが、御朱印のない寺院や神社でも、参拝をすることで仏様や神様とのご縁をつくることはできるでしょう。

知っておきたい御朱印のマナー

御朱印は、寺院や神社へ参拝をした後にいただく証です。
御朱印をいただくのであれば、参拝を済ませてからいただくようにしましょう。

また、御朱印は、寺社の職員や僧侶、神職、氏子などの毛筆書きであり、ひとつひとつ丁寧に仕上げます。

御朱印を書いていただいている間は静かに待ちましょう。場所によっては、整理券を渡されることもありますので、予め余裕をもって訪れるようにしましょう。

寺院の場合

まずは参拝をしましょう。身だしなみを整え、山門の前で一礼します。
次に、手水舎で手と口を清め、常香炉があれば煙で体を清めます(ない場合は省略して構いません)。
一礼して、お賽銭を入れて静かに手を合わせます。

最後に、参拝して功徳を積ませてもらったことへの感謝の気持ちを込めて、一礼します。

寺院の参拝方法についてはこちら

参拝を終えたら、御朱印をいただきましょう。

また、浄土真宗など宗派によっては、御朱印がないところもありますので、事前に確認しておくようにしましょう。

神社の場合

まずは参拝をしましょう。鳥居は、俗界と神様のいる聖域との境目を示しています。身だしなみを整え、軽く一礼して鳥居をくぐるようにしましょう。

鳥居をくぐった後は、参道を進みます。中央は「正中」と呼ばれる神様の通り道ですので、左右の端を歩くのが作法です。

次に、手水舎で手と口を清め、御神前へ進みます。
御神前では、賽銭を入れ、鈴を鳴らします。賽銭は神様へ捧げるものですので、そっと入れるようにしましょう。

拝礼をした後は、願いを聞いてもらった感謝の気持ちを込めて、一礼します。

神社の参拝方法についてはこちら

参拝を終えたら、御朱印をいただきましょう。

また、御朱印をやられていない神社もありますので、事前に確認しておくようにしましょう。

御朱印は、いただいた場所へ、もう来なくてよいというものではありません。
様々な種類をいただくことは、楽しみのひとつですが、同じ場所で御朱印をいただく場合でも、ひとつひとつが手書きであるため、見比べる楽しみもできるのではないでしょうか。

また、ご利益や御祭神、宗派や地域ごとなど、御朱印帳を分けられても楽しいと思います。
御朱印をいただく際のマナーを理解し、この秋は是非、寺院や神社へ足を運んでみてはいかがでしょうか。

御朱印巡りでおすすめの寺院・神社の紹介

寺院や神社では、御朱印以外にも紅葉やお祭りなど楽しめることがたくさんあります。

教えてお寺神社さんでは、この秋おすすめの寺院・神社を御朱印と合わせてご紹介したいと思います。

宮島弥山 大本山 大聖院

所在地 :広島県廿日市市宮島町滝町

受付時間 :8:00~17:00

御朱印料 :300円

本堂・勅願堂は鳥羽天皇の勅願道場であり、豊臣秀吉公の念持仏である波切不動明王を本尊としてお祀りしています。
当山は皇室との関係も深く、明治天皇宿泊のご遺跡(ゆいせき)であります。
中央の梵字は不動明王を表す「カーン」、右上は「明治天皇行在所跡」を表します。


三鬼大権現(さんきだいごんげん) 秋季大祭 柴燈大護摩供(さいとうおおごまく)・火渡り神事

当山鎮守・三鬼大権現は、弘法大師が宮島弥山(みせん)にてご修行の砌に勧請(かんじょう)された日本で唯一お祀りされる鬼神であります。
この三鬼大権現を本尊として、春と秋の年に2回、弘法大師が弥山でご修行以来1200年以上燃え続ける「消えずの霊火」から移された霊火より点火し柴燈大護摩を修します。

火伏の秘法を修した後、大祇師を先頭に山伏・参拝の信者さまの順で火渡りを致します。

南湖神社

所在地 :福島県白河市菅生館

受付時間 :9:00~17:00

御朱印料 :A:300円
B:500円(栞・由緒書付)

当社は、国の史跡名勝と福島県の自然公園に指定されている南湖公園の中に鎮座しています。
四季折々に風光明媚ではありますが、春の桜と秋の紅葉は特にすばらしく、多くの方がお越しになります。
これに因んで、10月の下旬から11月の中旬まで、色付く銀杏や紅葉をイメージして、赤や黄の印で彩りを添えた秋期限定御朱印を頒布しております。

また、A・Bの2種類の御朱印をお分かちしており、Bの御朱印をお申込いただいた方には秋期限定の栞もお付けしております。

金峯神社

所在地 :新潟県長岡市西蔵王

受付時間 :9:00~17:00

御朱印料 :300円

金峯神社の流鏑馬は、今から約九百年前の平安後期、武将 源義家 公が奥州の豪族阿部氏討伐の途中、祈願参拝し流鏑馬を奉納したことに始まると伝えられております。
以来、歴代の国主の庇護を受け今に伝承され、昭和四十六年長岡市無形民俗文化財の第一号に指定されております。
その当社に続く流鏑馬神事を模した印を御朱印に押し納めております。


新潟県指定無形文化財『王神祭』

王神祭は金峯神社に合祀されている又倉神社の祭儀で、又倉神社とは金峯神社(蔵王権現)が当地に遷座される前にこの地に鎮座していたといわれる産土神社です。
御祭神の大地主命は、この地に稲作・漁業・酒造の技を伝えられたといい、その実りに感謝し、また子孫繁栄を願い行われます。
祭儀では鮭を包丁と菜箸で直接手で触れず調理し鳥居の形にして奉ずる年漁行事など古代色が強く、他に類を見ない所作が数多く残っております。

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