護摩祈願や護摩祈祷で使用する特別な薪のこと
護摩木を扱う宗派は、真言宗・天台宗、チベット仏教など密教系の宗派が一般的です。
護摩は梵語でホーマ(焚く)を意味しております。護摩木は供物として燃え盛る火の中へ投げ入れられます。その煙を天に届けることで代わりに人に福を与えると言われております。
護摩木は厚みが1cm程あり、縦は20~30cmのものが多く見られます。
宗派によっては先祖のご供養のために用いるものと、その他の願い事を書く祈願用のものをわけていることもあります。
護摩木の費用は、500円前後のところもあれば5,000円くらいのところもあります。
焚き上げに使われる護摩木の大きさや材質により、費用に開きがあるようです。
護摩木を焚いてご供養される時間は、30分前後のところが多いようです。
また直接赴けない場合は、郵送対応しているところもありますので、ご供養先の寺院で確認しておきましょう。