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寺院の起源と境内の建物|山門・本堂など寺院の豆知識

更新日2026.03.05

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お寺とは

お寺の原型が生まれたのは、仏教発祥の地であるインドです。仏教は紀元前5世紀ごろ、釈迦によって説かれた教えとされております。

当時の出家者たちは、雨季に外を歩き回ることで知らないうちに虫などの生き物を踏み殺してしまうことを避けるため、雨の季節は一カ所に留まり瞑想や修行を行ったといいます。このような期間を雨安居(うあんご)と呼び、その滞在場所が寺院の始まりとされております。

修行僧たちが雨季のあいだ滞在する仮の住まいのような場所が、現在の寺院の起源と言われております。その後、仏教が広まるにつれて修行や礼拝の場として発展し、現在の寺院の形へと変化していきました。

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寺院の境内でよく見かける建物

寺院の境内には、参拝者が目にするさまざまな建物があります。それぞれの建物には仏教の教えや寺院の役割に関わる意味があり、寺院の歴史や文化を知るうえでも重要な存在です。

たとえば、寺院の入口に建てられる山門は、俗世と仏の世界を分ける境界とされる門であり、寺院に入る際の象徴的な建物です。また本尊が祀られている本堂は寺院の中心となる建物で、参拝者がお参りをする場所でもあります。

さらに、寺院によっては鐘楼五重塔などの建物があり、それぞれに歴史的な意味や宗教的な役割があります。こうした建物の意味を知っておくと寺院を訪れた際の見方が変わり、参拝の時間をより深く楽しむことができます。

寺院の境内でよく見かける代表的な建物の役割や意味は、下記の通りです。

建物名 役割や意味 豆知識
山門
(さんもん)
寺院の入口にある門。俗世と仏の世界を分ける境界とされる建物で、寺院の格式を象徴する存在です。 山門は三門とも書き、三解脱(空・無相・無願)を表すともいわれています。大きな寺院では門の上に仏像が安置されていることもあります。
本堂
(ほんどう)
本尊が祀られている寺院の中心となる建物。参拝者が手を合わせてお参りをする場所です。 宗派によっては金堂御影堂と呼ばれる場合もあります。
鐘楼
(しょうろう)
梵鐘(ぼんしょう)を吊るしている建物。大晦日の除夜の鐘で知らる場所です。 大晦日の除夜の鐘は、108回鐘をつくことで人の煩悩を払うとされています。
五重塔
(ごじゅうのとう)
仏教建築を代表する塔で、仏舎利(釈迦の遺骨)を納めるために建てられたとされる。 五重は「地・水・火・風・空」の五大思想を表すともいわれています。
多宝塔
(たほうとう)
真言宗などの寺院でよく見られる塔で、二層構造の独特な形をしている。 下層が四角、上層が円形という造りをしており、内部には大日如来が祀られていることが多いです。
庫裏
(くり)
僧侶が生活する場所で、寺院の台所や住居の役割を持つ建物です。 「庫」は台所を意味し、精進料理を作る場所でもありました。禅寺では大庫院(だいくいん)と呼ばれることもあります。
経蔵
(きょうぞう)
仏教の経典を保管する建物。内部に回転式の経蔵がある寺院もあります。 輪蔵(りんぞう)を回すことで、経典を読んだのと同じ功徳が得られるといわれています。
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