▼ しめ縄飾り(しめなわかざり)とは?
正月飾りとしてしめ縄に縁起の良い飾りをつけたもののこと
しめ縄飾りの「しめ縄」は注連縄と書きますが、これは神社で見られる稲や麻などで編まれた糸の字の象形を成す紙垂(しで)をつけた縄を指します。
しめ縄を張る理由は、神様を祀る神聖な場所に不浄なものを持ちこませないためだと言われており、しめ縄飾りは玄関先などに飾ることで、邪気を払い神域を示す意味が込められております。
しめ縄飾りは、一般的に28日までに玄関や神棚などに飾ると言われております。
12月29日は「二重苦」を連想させ、縁起が悪いとされていることから、飾ることを避ける方が多いようです。
▼ しめ縄飾りを飾っておく期間と処分方法
しめ縄飾りを飾っておく期間は、地域により異なります。
関東は1月7日の朝まで飾り、外した後に七草がゆを食べるところが多いようです。関西では14日あるいは15日まで飾られるところが多いようです。
しめ縄飾りの処分方法は、一般ゴミとして燃えるゴミの日に出すことができますが、縁起物ですので、きちんとした形で処分することをお勧めします。
多くの神社では、小正月とされる1月15日にどんど祭りや左義長と呼ばれるお焚き上げが行われます。
しめ縄飾りは、お焚き上げの際にお札やお守りなどと一緒に奉納すると良いでしょう。