神道と仏教の違い

更新日2022.06.22

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神道と仏教の違いとは?

神社が信仰する神道と、寺院が信仰する仏教の特徴をそれぞれまとめました。

  神道 仏教
対象 神道は、複数の神様を信仰の対象とする多神教です。 「苦しみ」と見なされる人の世が未来永劫続く輪廻転生の輪から、修行によって悟りを開いて抜け出す(解脱)ことを目標としているようです。
崇拝対象 八百万(やおよろず)の神々
山・森・石・神木など
特定の人(皇族・菅原道長他)
仏陀、仏様(大日如来、薬師如来、釈迦如来、地蔵菩薩、不動明王など)、「仏」として崇められた高僧など
神道の神様は「八百万の神」と総称されるほど数が多く、山・森・石・神木など自然の物から、特定の人等、森羅万象の様々なものを神格化しているようです。 仏教には本来、何かに対して信仰するという考えはありませんでした。しかし、一般にも分かりやすくする狙いから、時間の経過とともに開祖である仏陀やその他の仏などが信仰の対象とされるようになったようです。
教典 教典は存在しない
神道の世界観は、様々な神様の力を借りて成り立っている世界というイメージなので、生活文化から発展したそれらの神々の力を上手く借りられる方法論が教義の元になっているようです。
釈迦(仏陀)が説いた教えを記録した「経典」が教典とされています。
願望 現世での幸せを願う 死後の極楽浄土、又は現世での幸せを願う
神社への参拝は、穢れを清めるためのお祓い方法の一つに数えられるもので、「今までの穢れを清めて、心機一転の決意表明をする」という意味合いがあります。そのため、「お金が欲しい」といったような自分に都合のいい願い事をするのは、本来の目的からはずれているようです。 祀られている仏様で現世か来世かが異なります。
また仏教は自分の行動でより良くしていく事なので、願うというよりも誓ういう感じだそうです。
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