▼ 社宝（しゃほう）とは

古くから神社に代々伝わる宝物のこと

出典：社宝 文化財｜赤坂氷川神社

社宝は各神社の祭神と関わりの深いものや、代々伝わる調度品・装束類・書籍等のことで国宝や文化財のように指定されるものが多いです。

社宝は各神社にて一般公開されていることもあり、参拝と同時に歴史とロマンに思いを巡らせてみてください。

▼ 神宝（しんぽう）とは

神社に奉納安置された宝物のこと

神宝は「じんぽう」「かむだから」とも言われることがあり、古くは古神宝（こしんぽう）と呼ばれておりました。後に神像（しんぞう）がつくられ、神の擬人化が進み日用品の中にも神が存在すると考えられるようになりました。

元々の神宝は、宝剣・勾玉・鏡などの呪具であり、古代には氏族の権威の象徴または祭祀に使用されたと伝えられております。

社宝と神宝は、概ね同じものを指しますが、代々伝わってきている神宝は社宝と呼ばれ、区別されております。