安心(あんじん) 浄土宗においては阿弥陀仏の救済を信じて疑わず、極楽往生を求めることを指します。また禅宗では安心立命(あんしんりつめい)を略したものであり、儒教において天命を知り、心を平安に保つことという意味で用います。不安や恐怖の原因は自分の欲望に由来する煩悩にあることから、これらの境地を開くことは信心および信仰の証しとされておりました。