それぞれの神社には神様が祀られており、自然の恵みやパワースポットなど、神社は神域に建てられております。また神聖な儀式を行う場所であり、人々の心のよりどころとしての場所でもあります。
神社は自然や祖先を神として信仰するだけでなく、戦没者に対する慰霊を祀るところでもあります。ここでは参拝で気をつけておくべきこと5つを紹介しております。
▼ 参拝時の服装
神社は神聖な場所であり、控えめな服装が望ましいとされております。露出の多い服装や派手な柄物、ラメ入りの服装は避けるようにすることが望ましいです。
また境内は石畳や砂利など足元が安定しない場所があります。履き慣れないハイヒールやサンダルは避け、歩きやすい靴を履くようにしましょう。
帽子やサングラスは鳥居の手前で外してから通るのが望ましいです。ただし直射日光の当たる場所は帽子をして日陰に入るときに外すなどの配慮を心がけましょう。
▼ 手水舎で手を清めてから進みましょう
神社に入る前に手水舎で手を清めることが基本的なマナーになります。水で手を清め、口をすすいでから吐き出し、柄杓を清めたら元の位置に戻します。
その後参道を進み、本殿に向かいましょう。また鳥居をくぐる行為は神聖な場所に入るという意味があります。鳥居の真ん中は正中(せいちゅう)と言い神様が通る道になるため、左右どちらかを歩くようにしましょう。
▼ 礼拝の方法
本殿に到着後は拝殿に進み、手を合わせて一礼をします。そして手を合わせたまま祈り(感謝)を捧げ、最後に二礼二拍手一礼で終えます。それぞれの動作には神様を敬い、尊う気持ちを表す意味があります。
また神社によっては礼拝の方法が異なる場合があるため、事前にホームページ等で確認しておきましょう。
▼ 騒音に注意しましょう
神社は神聖な場所のため大きな音を立てずに参拝するようにしましょう。
大声での会話や携帯の着信音が大きいなどまわりにも迷惑がかかるため、神社境内ではまわりへの配慮が必要です。
▼ 写真撮影はまわりをよく見ましょう
神社の境内で写真を撮る場合は、周りの人々に迷惑をかけないように注意しましょう。撮った写真をSNSで上げる際には、人が写り込んでいないか注意する必要があります。
また撮影が禁止されている場所もありますので、事前にホームページで調べておくか神職の方に確認するようにしましょう。