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阿羅漢(あらかん)

仏教修行の最高段階でありそこに達した聖者のことです。インドでは尊敬されるべき修行者を指します。
阿羅漢は、修行により煩悩を断ち切ることで到達する境地ですが、仏とは異なるものであり、仏は煩悩を断ち切ることに加えて、大悲などの利他心を具えております。
仏は阿羅漢を含む概念ではありますが、すべての阿羅漢が仏であるとは言えません。
また阿羅漢は羅漢とも言われ、日本では鎌倉時代頃から禅宗を中心に信仰の対象となりました。