除夜の鐘は1年間の煩悩を打ち払うため、煩悩の数にちなんで梵鐘を108回撞きます。
除夜の鐘が撞ける寺もあります。年末年始には1年の平安と無事を祈る「修正会」が行われますが、檀家以外は参加できないところもあるようです。
一、山門で拝礼 | ||
山門は、悟りの領域である仏殿への入り口です。 一礼してくぐるのが望ましいでしょう。 左右の山門に仁王像が安置されている場合は、両像に手を合わせると良いでしょう。 寺の参道は神社と違ってどこを通っても構いません。 |
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二、「左手、右手、口」の順に清める | ||
「左手を清めてから」 |
「右手を清める」 |
「口をすすぎ、柄をすすいで戻す」 |
山門を抜けると手水舎(手や口をすすぎ、参拝前に穢れを流し清める場所のこと)がありますので、清めましょう。 基本的には神社の作法と同様です。 まず、右手に柄杓を持って左手に水をかけて清めます。 次に左手に柄杓を持ち直し、右手に水をかけて清めます。 手水舎は寺によってないこともあります。 その場合は本堂前に進みます。 |
柄杓を右手に持ち直し、左の手のひらに水を少しためて口をすすぎます。 再度左手に水を掛けて清め、柄杓を垂直に立てて残りの水を柄杓の柄に流し、元の位置に戻します。 |
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三、常香炉があれば煙で体を清める | ||
常香炉は、仏様にお香を供え、その煙を浴びることで心身を清める場です。体の悪い所に煙をつけると治るとも言われています。 煙と共に欲を捨て、清らかな気持ちで本堂に進みましょう。 |
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四、本尊と相対し、賽銭を入れます | ||
寺での賽銭はお布施であり、欲や執着を捨てるための「修行」の一つです。左の図のように投げ入れるのではなく、手を賽銭箱に近づけそっと入れましょう。 「お布施を受け取って頂きありがとうございます。」という気持ちで入れるといいでしょう。 |
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五、静かに手を合わせ、祈願します | ||
鈴があれば3回鳴らし、両手を静かに合わせて祈願します。 ご利益祈願した後に、「南無阿弥陀仏」など本尊の名前の前に「南無」をつけて唱えます。 そして、手を合わせたまま深くお辞儀します。 |
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六、最後に一礼をして戻りましょう | ||
参拝して功徳を積ませてもらったことへの感謝の気持ちを込めて、最後に一礼しましょう。 |
1、鳥居のくぐり方と参道の歩き方
2、手水舎での清め方
3、賽銭の入れ方からお祈り方法
1、山門のくぐり方と参道の歩き方
2、手水舎での清め方
3、常香炉での清め方
4、賽銭の入れ方からお祈り方法
1、いつ行けば良いのか
2、持って行くものとは?
3、作法・参拝方法について
4、服装、名号、お数珠、合掌の仕方について
5、敷き紙(お供え物の下に敷く半紙)の折り方
1、初詣は寺に詣でるの?神社に詣でるの?
2、詣でる寺社の選び方とは?
3、詣でる時間帯に決まりはあるのか?
1、詣でる日はいつ?
2、参拝先の組み合わせ方に決まりはあるのか?
3、毎年同じ神社に行くべきなのか?
4、喪中に詣でてもよいのか?
1、初詣の服装について
2、お祓いは受けるべきか?
3、願い事の内容はいくつ?
4、お賽銭の額について
5、家族全員で詣でるべきか