奈良時代の昔から、人々は運勢は1年ごとにリセットされると考えられていました。
そのため、新年を迎えれば運も変化するのではないか?と不安を抱いていました。
平安時代に入ると貴族の人々を中心に、自分の干支の年を厄年とする見方が広まるようになりました。
12年ごとに巡ってくる自分の干支の年を、それまでの良い運勢がリセットされてしまう年=「警戒すべき年」と考えるようになりました。
これが現在の厄年の起源だと言われているようです。
「源氏物語」や当時の貴族の日記にも、干支の年を警戒する記述があるようです。
この12年周期の厄年の発想が語り継がれるうちに変化して、現在の厄年の周期になったと考えられています。
>厄払いのQ&A
内容1、厄年とは何?
2、厄年にしていい事、いけない事
3、厄払いの方法とは?
4、厄年の数え方
>厄除けの歴史
内容1、厄年の起源とは
2、厄除けの歴史