【平安時代】
平安貴族たちは12年ごとに巡ってくる自分の干支の年を厄年と考えていたようです。
日本最古の長編物語「宇津保物語」や源氏物語にも干支の年を警戒する記述が出てきます。
【江戸中期】
元禄のころ、女性19歳と33歳、男性25歳と42歳という現代の厄年の考え方が出来上がったと言われております。厄年は町人文化の台頭とともに、庶民に根付いた信仰だったようです。
【江戸末期から明治】
歳末になると、厄を背負っていく門付(かどづけ)芸人が町や村を回り、金品を貰って芸を行い、江戸や大阪にも現れるようになる。有力な社寺では、このころから厄除け祈願が行われていたと言われております。
【昭和の高度成長期】
社寺による厄除け祈願が一般化するのは、高度成長期以降になります。
交通の便が飛躍的に良くなったことで、厄除けのご利益のある著名な社寺に人々が集まるようになりました。
>厄払いのQ&A
内容1、厄年とは何?
2、厄年にしていい事、いけない事
3、厄払いの方法とは?
4、厄年の数え方
>厄除けの歴史
内容1、厄年の起源とは
2、厄除けの歴史