全国には見どころのある神社仏閣が数多くあり、四季折々の表情を見せてくれます。
雪で着飾った神社仏閣や、空気の張りつめた幻想的な冬の神社仏閣を『教えてお寺神社さん運営事務局』が厳選し、ご紹介したいと思います。
冬ならではの景観が楽しめる寺院や神社に、是非訪れてみてください。
■ 九州・沖縄地方
御神木である武雄の大楠は、樹齢3000年以上ともいわれており、うろには祠が祀られています。
パワースポットとしても有名で、武内宿禰(たけうちのすくね)を主祭神としております。
雪積もる武雄の大楠は、神々しさを感じさせてくれます。
天神さま(菅原道真公)をお祀りする神社で、「学問・至誠・厄除けの神様」として、日本全国からご崇敬を集めています。
12月31日には大祓式が斎行され、知らず知らずのうちに犯した罪や穢けがれを祓い清め、明日からの生活をより良く過ごすことができるといわれています。
また、大祓は個々人のお祓いに加え、広く地域や社会を祓い清める公の神事でもあります。
日向国一之宮として鎮座する都農神社は、大己貴命(大国主命)を御祭神としてお祀りする神社です。
神武天皇が東遷の折に宮崎の宮を発し、この地に立ち寄った際、国土平安、海上平穏、武運長久を祈念して、御祭神を鎮祭されたことが都農神社の起源と伝わります。
12月4・5日には、氏子繁栄と家内安全を祈願して恒例の冬祭が斎行されます。
4日の前夜祭と5日の例大祭ともに都農神楽の奉納が行われ、大神様の御神徳に預かろうと多くの参拝者で賑わいます。
前夜祭では、お神酒やぜんざい、豚汁などもふるまわれます。
「日新公いろは歌」で有名な日新公が御祭神です。
境内にある樹齢600年の大楠木は、歴史の深さを感じさせてくれます。
また、いぬまき大木の並木道「いにしへの道」には、いろは歌が彫り込まれた石碑が建ち並んでおります。