六欲天(ろくよくてん)|用語集

供養~葬儀、冠婚葬祭に関する業界の専門用語から、お寺・神社の歴史に関する用語まで、意味をわかりやすいように解説した用語集・辞典です。寺院・神社の参拝方法や、礼儀作法などのマナーも紹介しています。ご自由にお役立てください。

六欲天(ろくよくてん)

仏教において、欲望に捉われる6つの天界のことです。

他化自在天
(たけじざいてん)
欲界の最高位。
六欲天の第6天、天魔波旬の住処。
化楽天
(けらくてん)
六欲天の第5天。
この天に住む者は、自己の対境(五境)を変化して娯楽の境とする。
兜率天
(とそつてん)
六欲天の第4天。
須弥山の頂上、12由旬の処にある。
夜摩天
(やまてん)
六欲天の第3天。
時に随って快楽を受くる世界。
忉利天
(とうりてん)
六欲天の第2天。
須弥山の頂上、閻浮提の上、8万由旬の処にある。帝釈天のいる場所。
四大王衆天
(しだいおうしゅてん)
六欲天の第1天。
持国天・増長天・広目天・多聞天の四天王がいる場所。

ピックアップ情報
注目の寺院・神社