供養～葬儀、冠婚葬祭に関する業界の専門用語から、お寺・神社の歴史に関する用語まで、意味をわかりやすいように解説した用語集・辞典です。寺院・神社の参拝方法や、礼儀作法などのマナーも紹介しています。ご自由にお役立てください。
神道の祭祀に用いられる神祭用具のひとつです。幣束（へいそく）や幣（ぬさ）とも呼ばれております。
御幣は神話の時代から現代まで捧げられ続けており、中世以降は捧げ物本体である「幣紙」と神聖性を示す「紙垂」とそれらを挿む「幣串」から成る構造が一般的となりました。
その後は幣紙と紙垂が一体化した形式も現れ、紙垂が御幣の象徴として認識されることもあります。
